第二十四回 面接の素朴な疑問 Q&A | ■就職活動塾 対等に戦うためのホンネの「良い就職活動」講座■

第二十四回 面接の素朴な疑問 Q&A

■今週は自己PR週間だったので、今日は軽めに
ここ数日間はテキスト量も多くなってしまったし、ネタも引っ張ってしまったので今日は軽めに面接のQ&Aといきましょう。
どれも素朴なギモンだと思いますが、疑問に思っている人も多いはず。

 

Q.「第一志望じゃない会社も第一志望と言わなきゃダメ?」
A.100%ダメではありませんが、基本的には第一志望と言うようにしましょう。
企業も多数の学生と会い、判断していくのですがわざわざ「第一希望ではありません」という学生に対しては、よっぽど惚れ込まない限り優先順位を下げます。
懐の深い会社は気にしなかったりしますが、そういった会社は限られています。

例外的に、すごく知名度の低い会社、規模の小さい会社などは第一志望と言わなくても平気なケースが多いです。企業側も「最初から第一志望の学生が来るわけない」と思ってたりするので。このテの企業で「第一志望」と言うのであれば、きちんと彼らに主張できるよう、志望動機を固めておきましょう。

 

Q.「集団面接で、他の人に同じネタを使われてしまったのですが、同じネタでも平気?」
A.残念ですが、ダメです。
人の二番煎じはほとんど評価の対象になりません。
もし自分の用意してあった答えを人に言われてしまったら、諦めて違う話を急いで考えましょう。
ただ、何もまとまらなくて頭が真っ白になってしまったら、不本意だけど同じ話をしても良いです。何も話さないよりは、そっちの方がマシです。
願わくば面接官が質問したときに、メインの話と「押さえ」の話、2つくらい考えられると良いですね。

たまに「話したい方からどうぞ」と順番を決めないケースがありますが、その時は率先して回答しましょう。
意欲だけでなく、人に先んじてネタが使えるというメリットがあります。

 

Q.「面接で恋愛話ってしても良い?」
A.うーん、あんまり良くありません。
というのも、「で、何?」的な話で終わってしまうケースが多いのです。つまり、テーマとして難しい、と言った方が良いかもしれません。
「大学時代に最も力を入れたことは恋愛」というのも、完全にダメとは言えないのですが、「がんばり度合い」や「成果」というものが恋愛の相手に依存してしまうため、どれくらい大変だったのかとか、得られたモノは何だったのかが伝わりづらくなってしまうのです。

よっぽどの大恋愛をしたとか、そんな恋愛話を受け入れてくれる企業じゃなきゃ願い下げ、というのでしたら良いですが、一般的な企業では避けたほうが賢明です。

 

Q.「じゃあ、ギャンブルは?」
A.これはほとんどNGです。
上記と同じく「テーマとして難しい」側面が強いのですが、どちらかというと面接という場でギャンブルの話を出す、というモラルを問われる場合が多いです。
これも業界によって、もちろんOKな所もあるのですが(賭け事に関わる業界だと当然出てきますし)、一般的な企業では避けましょう。
たとえ、大学時代本当に最も力をいれたことが麻雀だったとしても、です。
(プロとの大会で優勝した、くらいのエピソードがあれば別ですが・・・)

 

Q.「第一志望を落ちてしまいました・・・。落ちた理由を電話して聞いてみても良い?」
A.聞くのは自由ですが、大抵は答えてくれないです。
良い企業は親切心で回答してくれるところもありますが、期待して電話をしても空振りすることが多いです。
また、時々「そこまでやる気を見せると再度選考してくれることがある」というようなウワサ話を聞いたりしますが、実際にそう言うことがあったケースは私は聞いたことがありません。

自分なりに落ちた理由を分析してみるのも就職活動の一部、と思う方が健全かもしれません。

 

と、とりあえず5問ほど。
また時々こういったQ&Aをやっていきたいと思います、何か質問があればコメント欄まで寄せていただければ、可能な限り回答しますよ~。

ではでは。