第二十九回 第一志望では無い企業の選考が進んでいるあなたに。 | ■就職活動塾 対等に戦うためのホンネの「良い就職活動」講座■

第二十九回 第一志望では無い企業の選考が進んでいるあなたに。

■すみません!
ちょっと本業の方が忙しく、更新時間が遅れてしまいました。
今日は手短に。

 

そろそろ選考もある程度進んでいる企業が出ている頃かもしれませんね。
でも、進んでいる企業に限って、第一志望ではない・・・。そんな状況の人もきっといるでしょう。

 

前にも触れたかもしれませんが、企業の人事は、採用計画上なるべく「ヨミ」をたててリスクを少なくしようとしてきます。
どのくらいその学生が本当に自分の会社を志望しているのか?
手間をかけてでも口説くべきなのか、それともさっさと他の学生に力を入れるべきなのか?
この時期の人事はみな、そのやりくりを計算しています。

 

でも、「内定が出たらウチに来ますか?」とか「第一志望ですか?」とか聞かれたら、一瞬とまどってしまう、とか思わず声がうわずってしまう、そんな事ありませんか???

 

■選考が進んできて、志望度合いを聞かれたら
繰り返しになりますが、選考が進んできた段階で志望度を聞かれるのは、ほとんどの場合その学生が「ヨミ」に入るかどうかを見極めようとしています。
要するに、頭数としてカウントしていいのかどうか、それを見ようとしているということです。

 

だから、この段階で躊躇すると、優先順位が下げられることがしばしばあります。
、「またこちらからご連絡しますね」と言ったまま、ずっと放置されてしまう。
その間、企業は別の学生の優先順位をあげて選考しているのです。
そうなると、貴方はすでに「他の学生が採れなかったときの保険」になっている可能性があります。

 

ある程度選考が進んできた段階で志望度合いを聞かれたら、迷わず「志望している」事を言い切りましょう。
もし、心の中に「でも、第一志望じゃないのに・・・」というのがあって、どうしてもうまく伝えられる自信がなければ、「受けている企業にはみんな受かれば「行きたい!」ともっています。そういう企業以外は受けていません。そういった意味で、御社も第一希望です。」と、こういう言い方をすれば、ウソもつかず、向こうに対するアピールもできます。

 

企業は、本当に志望度が知りたいのではなく、貴方がどれくらいの優先順位でその会社の事を考えているのかが知りたいのですから。

 

正直に言うのも美徳ですが、それで落とされる(または優先順位を下げられる)リスクがあるのなら、とりあえず気持ちよく返答しておく、それが安全だと思います。

 

では、今日はこの辺で。
また明日。