第三十一回 面接の素朴な疑問 Q&A パート2 | ■就職活動塾 対等に戦うためのホンネの「良い就職活動」講座■

第三十一回 面接の素朴な疑問 Q&A パート2

さて、今日は以前にやった「面接の素朴な疑問 Q&A」のパート2をお送りしたいと思います。

■面接でアピールするネタがありません
→いざ面接になったとしても、自分をアピールする話が無い。よく受ける相談です。
是非、「自己アピールの効果的な仕方シリーズ」を見ていただきたいのですが、そこにも書いたとおり、アピールするネタは何も「世界一周体験」とか「起業体験」みたいなもので無くてもよいのです。

だから、身構えて「自分にはそんなに特筆すべきエピソードが無い」と思わないようにしましょう。

かといって、ありきたりのありふれたネタでは意味がありません。

「自分なりに」印象的で、「自分なりに」頑張ったような出来事を取り上げれば、それでも立派に自己アピールにつなげることができます。

 

自己アピールのネタを考えていると、なんだか自分がつまらない人間のように見えてきて落ち込むこともありますが、そんな落ち込みは不要ですよ。(詳しくは、前述のブログエントリーを見てくださいね)

 

■自己アピールって中学校・高校の時のネタでもいい?
→ええと、絶対ダメ、というわけではありません。
でも、あまり望ましくないのも事実です。「大学時代は何をやっていたんだろ?」という風に思われたりするためです。

 

まぁ、実際は高校の頃頑張った事のネタなんか面接の時によく聞きますし、だからと言って悪い、という印象は受けないのですが、中学校くらいまでいくと流石に「それ以降なにか印象的な出来事はなかったのか」と思ってしまいます。
せめて、高校くらいにしておくのが良いと思います。

 

ただし、高校の頃のエピソードだったとしても、大学時代のエピソードに比べて、やや印象が薄くなってしまうリスクは覚悟しましょう。
たとえば、先ほどの話でいけば「高校時代にスポーツで頑張った」という話も、「そんなに高校で頑張ったのに、どうして大学ではやらなかったんだろう?」と面接担当者は思ったりします

 

大学に頑張ったことのほうが「新鮮味」がありますし、できれば大学の事をネタにすると良いと思います。
高校時代の方が印象的、象徴的な出来事があったんだったら、それでもいいのですが。

 

■アルバイト(またはゼミ、またはサークル)に入っていないのって不利?
「そうは言っても、大学時代そんなに頑張ったことないしなぁ」なんて言う方も少なからずいるでしょう。
特に、ゼミやサークル、バイトなどをやっていなかったことが、なんとなく「不利なんじゃないか」って思ったりする要素になったりします。

でも、実際はどれも全く関係ありません。


全部経験していたとしても、ただなんとなくダラダラとやっていたのであれば何のアピールにもなりませんし、逆にどれも経験していなかったとしても、その代わりに力を入れたことがあれば、それは立派にアピールすべき素材になります。

 

■ピアスなどアクセサリーつけてくと落とされるって本当?
ややオマケ気味ですが、この前実際にこの質問をされたので、回答しておきます。
これは、一言で言うなら「度が過ぎなければ、絶対にダメというわけではない」です。

 

女性で小さなピアスをワンポイントでいれるなど、最近はそんなにうるさく反応されることも無くなってきたようです。
(数年前までは、結構チェックされてた)

 

ただし、あまり目立たないもので、二つ以上はつけない、くらいの地味さで。
男の人もピアスをしている人が多いですが、男性の場合はやめておいたほうがいいです。
ネックレスなども、目立たないものであれば大丈夫だと思います。

 

ただし、割と昔気質の企業、そして面接担当者が年配の場合はピアスなどについても不愉快な顔をされることがあります。
面接が進んでいって、役員面接の手前くらいで担当者も年配者が多くなっていったら、はずしていったほうが無難かもしれません。

 

では、またいずれパート3を。
それではまた明日。